追憶のツインソウル~死別を生きる~

最愛の人との死別から三年後不思議な出会いがありました。その人は愛する彼女を十六年守り切って見送った人。死別経験が人生の分岐点になってからの想い、綴っていきます

死別と執着

喪失という観点だけを見てしまえば、何の生産性もない事柄にしてしまっていたんだなと体験前の私はそう思っていました。 あ、こんばんは、dear nobody. 自分の中にいる得体の知れない、だけど確かに感じる本質を持ち合わせている『自己』 誰もがきっとその自…

亡くなった彼のこと

亡き彼は(kちゃん)この世の天国を思わせる、木々も花達も命芽吹く季節に私が仕事で帰宅した黄昏時に布団の中で既に息を引き取っていました。 突然死でした。 突然、逝ってしまいました。 こうやって書いている今も涙が込み上げてきます。 何年経っても、…

ツインソウル?ヒントはそう、きっとこんな風にそこかしこに。

ALRIGHT / THE YELLOW MONKEY 強い絆が絡み合って 生まれ変わる蛹 ドロドロに溶けて口ずさむ 蒼い夢の続き ツノが生えて アシが伸びて ハネができて 仕掛けた罠 すり抜くように 糸を外し 花びらに血が付いたら飛ぼうぜ 離さないぜ 神様が作る人様に 振り回さ…

死に別れ、生き別れ。

こんばんは。明日は台風がやってまいります。 地球が生きてる証拠で、なんやかんや毎年台風情報をテレビで観ると、まだ台風が育つくらいに地球もまだ頑張っているんだなとどこか安心したりしてます。 それはそうと、私はテレビがあまり好きではありません。 …

「人生楽しい!と言うような、貧しい人生は送っていない」

さっき、私の兄さんからこんなlineが送られてきました。 兄さん、と書いてアニさんと呼びます。 実の兄では全くありません。 ふとした繋がりで知り合った会社経営をなさってらっしゃる方。 億越えの収入と複数の会社を持ってるのに、全く物欲のない、私利私…

孤独の代償は案外捨てたもんじゃない。

全くの私物日記にするにはツインソウルという名の存在は私には重圧な存在にいつの間にかなっていたことに気が付いた。 荷が重いのは心の在り方が出ているからなのかな・・・ やめようかな。 どうしたものかな。 全く楽しくないんだ、何もかも。 愛とはなんぞ…

ツインソウルという名の指針

失う、ということに人はどうしても恐怖感を無意識のうちで恐れになるものです。 ある日私がいつものように仕事帰りに電車を待っていたとき、反対側の電車に飲み会に行く為に彼が乗り合わせている姿が見えました。 その実況を二人でしていたのですが、そのと…

死別から三年後。

そういえば一度、彼のことでブログを書いていたのを今ふと思い出しました。 あれは彼が亡くなって僅か数か月ののちのことです。 住む家もなくなり、実家に頭を下げて戻ってきても、彼の靴と服を抱きしめながら目に映る世の中のもの全てが灰色の世界にしか見…